
- 首の痛みで目が覚める
- 寝違えによる首の痛みを早く解消したい
- 最近よく寝違えるようになった
- 可動域(首を動かせる範囲)に制限がある
- 首を動かすと首や肩、背中が痛む
寝違えとは

寝違えとは、首周辺の筋肉が軽い肉離れを起こしていたり、椎間関節に急性の炎症が起きたりしている状態です。睡眠中に首や肩などに過度な負担がかり、目を覚ましたときに首から肩にかけて痛みを伴います。
年齢に関係なく発生しやすいですが、特に高齢者や関節リウマチなどの慢性的な炎症性疾患を抱えている人によくみられます。
ただの寝違えだと思って痛み止めや湿布だけで対処していると再発しやすいだけでなく、症状が進行して頚椎椎間板ヘルニアにつながる場合もあるため、早期に改善することが大切です。
寝違えの原因

特定の筋肉が不自然な位置で長時間圧迫されて筋肉が固まると、血行が悪くなるため炎症が起こり、寝違えが発生します。炎症は、枕の高さが合っていなかったり寝相が悪く首に負担がかかった場合に生じやすく、その状態から急に首を動かすことで痛みにつながります。
また、非常にまれですが、頚椎周辺の神経が圧迫されることによる神経痛が原因の場合もあります。
寝違えが起こると、動けないほどの激痛を伴うことがある他、首から出ている神経や血管が圧迫され、支配している筋肉がさらに硬くなって可動域制限を引き起こす場合もあります。
特に高齢者は筋肉や関節の柔軟性が低下するため、寝違えが起こりやすいとされています。また、慢性的な炎症性疾患を持つ人も寝違えを起こしやすいです。これは、炎症によって関節まわりにある組織が影響を受けてしまうためです。
寝違えの症状

寝違えの症状については、首まわりの筋肉や関節がこり固まることにより、首を動かす際の痛みや動きの制限などが挙げられます。
筋肉が過度に緊張しているため、首を動かす際に鈍い痛みを感じることが多いです。この痛みは長時間続くことがあり、起床時に顕著にあらわれるのが特徴です。
可動域制限は、特に横や後ろへの首の回旋や前後への傾きがむずかしくなり、車の運転などに支障をきたす場合も珍しくありません。
また、寝違えによって首の筋肉が緊張すると、肩まわりの筋肉にも影響を与えやすくなります。さらに首まわりの筋肉や神経が圧迫されることで、腕の重だるさや手のしびれを伴うことがあります。
寝違えを起こした場合は、無理に首を動かさないことが大切です。痛みを治そうと自己流のストレッチやマッサージを行うと、悪化する原因にもなるため注意が必要です。
寝違えでお困りなら当院にお任せください!

当院では、寝違えに伴う痛みの原因を正確に特定し、手技療法・超音波治療・骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸治療・血流改善メニューなどの施術を提供しています。
患者様の症状やお身体の状態に合わせてさまざまな治療メニューを組み合わせ、症状を根本から早期改善を目指します。寝違えによるつらい痛みを少しでも早く取りのぞきたい方は諦めないでお気軽にご相談ください。